新会長挨拶

ようがコミュニティークラブ会長 村井 祐二

初代和田善之会長の後任として令和 3 年度から会長に就任しました村井祐二と申します。

新型コロナ感染症の広がりにより、今もなお厳しい状況が続いておりますが、皆さまお元 気にお過ごしでしょうか。

コロナ禍でクラブの状況も一変し、多くの課題の中、活動を継続するために苦慮しながら も、会員の皆さまのご協力で今日まで運営してきました。

自粛により孤立しがちな生活の中 でスポーツや文化の価値を改めて確認しております。

「できる人ができる事をできる時に」 という原則を大切に、ようがの学び舎三校、行政、地域団体の皆様のご支援を頂きながら、 今後も地域に根付いた暖かいふれあいの輪を広げる活動をしていきたいと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

会長雑感 「いらかみち」に水を流そう

30 年前「いらかみち」で楽しそうに水浴びをしているわが子の写真が沢山ありますが、 いつの間にか「いらかみち」から水が消えました。

皆さんもご存じかと思いますが、「いらかみち」は用賀駅から世田谷美術館へのルートとして 造られた歩車共存道路で、当時の様々な反対を乗り越えてやっと実現した大胆な試みであったようです。 

今も、立ち止まって石畳みに彫ってある百人一首を読んでいる家族連れや、 ベンチに腰かけてくつろいでいるお年寄りを多く見かけます。

これは「ようが」の自慢の 景観資源だと思います。

そして、この風景が生まれ育った子どもたちにとってのふるさとの 原風景なのかも知れません。

エリアマネジメントという地域の住民の主体的な取り組みの制度を利用して「せせらぎ」の ある「ようが」が復活できないかと妄想しています。

これまで、スポーツ・文化活動を通じて、YCC が築いてきた交流の輪を、まちづくりにも 広げ、「ふるさと・ようが」が、水と緑の豊かな地域となることを願っています。